
JAやつしろ東陽生姜選果場で、栗の出荷が順調に進む。出荷は10月上旬まで続き、7トン(前年比127%)を計画する。
JA栗部会は、東陽、泉、坂本地区の計35戸が約6ヘクタールで作付けする。8月下旬から出荷が始まり、品種は「丹沢」「筑波」「銀寄」「利平」「ぽろたん」を栽培。部会は、有機栽培と作業の省力化に取り組み、雑草が生えにくいよう牧草のイタリアンライグラスを植え、工夫を凝らす。
JA野菜果樹特産課の堀田将輝さんは「8月の雨で生育が進み、玉肥大の良いものができている。昼夜の気温差が大きくなるこの季節は、一層実も充実し、おいしい栗が出荷できる」と話した。