熊本の農畜産物

秋の味覚 栗出荷順調 JAたまな

2025.09.15
栗を選果する従業員

 JAたまな管内で、栗の出荷が順調に進む。猛暑や雨不足でやや小玉傾向だが品質は良好。名古屋や県内に出荷する。9月中旬にピークを迎え10月上旬まで続く。

 栗部会では生産者約300人が「丹沢」「利平」などを栽培。出荷数量50トンを目指す。

 JA春富選果場では、各地区の集荷所で集めた栗を従業員が、手作業で皮の堅さなどを確認。未熟果や腐敗果を取り除き、選果機で大きさごとに分け、箱詰めして出荷する。

 指導販売担当者は「猛暑だが、収穫量は増える見込み。旬の味覚・栗を多くの人に味わってほしい」と話す。