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キュウリ出荷本格化 JA熊本うき

2025.09.13
選果されるキュウリ

 JA熊本うき管内で、2025年産キュウリの出荷が本格化した。宇城市松橋町のJA熊本経済連「第二園芸集送センター」では、連日約300ケース(1ケース5キロ)を地元や中国地方へ出荷する。市場ニーズに応え、本年産も8月から出荷が始まった。生産者は耐候性ハウスの増設や定植期の分散で前進出荷に対応する。  

 8月の大雨で一部ハウスに浸水被害があったが品質、量とも問題なく、順調に出荷が続く。総出荷量800トン、販売金額3億2000万円を目指す。
 JA胡瓜(きゅうり)専門部会は土壌分析を活用した土づくりや天敵利用による害虫防除などの総合的病害虫・雑草管理(IPM)、台木栽培の試験などに取り組む。生産コストの削減と早期からの安定出荷に努める。