ＪＡあしきた管内で８月上旬からブドウの出荷が始まった。８月中旬以降は「シャインマスカット」中心の出荷となり、９月中旬までに２．５トンの出荷を計画している。ＪＡ営農指導員は「今年産は色付きも良く、味も良好」と話した。

　ＪＡでのブドウの取り扱いは昨年から始めた。ブドウ生産者の河北裕史さん（５０）は昨年、新規就農し、水俣市月浦地区でブドウ４４アールを栽培している。この日は朝から収穫したブドウを梱包（こんぽう）し、「藤稔」「ブラックビート」「シャインマスカット」の３種合わせて４５ケース（１ケース約２キロ）を集荷所へ持ち込んだ。

　河北さんは「シャインマスカットは皮ごと食べられて好評。安全でおいしいものを出荷したい」と話した。