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色鮮やかなホオズキ出荷最盛期 JAくま

2025.08.10
ホオズキを収穫する橋口さん

 JAくま管内でホオズキの出荷最盛期を迎えた。6月下旬から出荷が始まった。栽培初期の乾燥や寒暖差の影響もなく順調に生育。一部生育不良や梅雨明け時の病害虫被害が見られたが、色づきよく仕上がっている。

 2025年産は6戸が約75アールで栽培。約5万5000本の出荷を目指す。8月盆の需要期に向け、JA花き集荷場(あさぎり町)には早朝から生産者が箱詰めしたホオズキ73ケース(1ケース30~60本入り)が持ち込まれた。3Lが中心で関東・関西・九州を中心に出荷する。

 町内のハウス5アールで栽培する橋口和任さんは「色づき良く、品質の良いホオズキができた」と話した。

 8月上旬まで出荷が続く予定。販売直売課は「7月の新盆需要が減ったため、8月盆に向けて作付け時期をずらしてもらった。梅雨明け以降の高温期に日焼けや病害虫の発生のリスクが高くなるため、徹底した品質管理に努めたい」とする。