
JA鹿本植木地区の園芸部OB会と青年部は7月上旬、熊本市の経済連第一集送センターでジャンボスイカ品評会を開き、最優秀賞と次点のスイカを、熊本県庁と熊本市役所に寄贈した。
ジャンボスイカの寄贈は、同地区特産のスイカのPRを目的に毎年行っている。品評会には13人の生産者が32玉を出品した。最優秀賞に輝いた小清水義幸さん(72)のスイカは重さ119キロ、長さ96センチ、胴回りが158センチの堂々たる大きさ。次点のスイカも102キロだった。品種は米国原産「カロライナクロス」で、主に観賞用として栽培されたもの。
県農林水産部の中島豪部長は「スイカの産地としてのPR効果は大きい。資材高騰が続く中、県としても農家を支援していきたい」と話した。スイカは県庁、市役所に展示され、熊本市動植物園のゾウにおやつとしてプレゼントされた。