
JA熊本うき管内で「巨峰」の収穫ピークを迎えた。JA不知火パッケージセンターでは、他品種のブドウを含めて連日約1000ケース(1ケース1・2キロ中心)を選果。生産者は早朝から収穫に忙しい。
出荷は6月中旬に始まった。早い梅雨明けによる高温で一部着色遅れが見られたが、品質には問題なく出荷作業が続く。部会は高温対策として植物成長促進剤や遮光資材を活用するなど、高品質なブドウ出荷に努める。
出荷は「ピオーネ」「シャインマスカット」と続き、8月下旬まで大阪や四国、九州を中心に総出荷量約110トンを見込む。
ブドウ部会の高洲聖司部会長は「暑さ対策が課題だが、適切な管理でおいしいブドウを消費地に届けたい」と話した。