
JAやつしろ生姜(しょううが)部会の2023年産販売実績は1150トン、4億5000万円となった。24年産は、711トン、5億9000万円を計画する。
7月上旬、24年度生産者大会を開いた。23年産の販売実績を報告し取引市場と意見交換などを行った。生産者や市場関係者、職員ら84人が参加した。
田島強部会長は「23年産は全国的に豊作で、販売不振が続いた。取引市場の尽力で無事、販売を終了でき感謝している」と述べた。
24年産の販売情勢報告と意見交換で関東の市場は「高温と干ばつで全国的に不作。単価は過去最高値で取引されている。特に八代生姜は、地理的表示(GI)保護制度を取得して引き合いが強い。優位な販売となっている。今後も高品質なショウガの供給をお願いしたい」と、八代生姜ブランドが定着しつつあることを報告した。
栽培技術向上の一環として、選果場に7トン以上出荷し、品質の評価が高かった生産者の表彰を次の通り行った。
▽金賞=寺本誠(北)▽銀賞=大羽正晃(河俣)▽銅賞=高木哲哉(小浦)