熊本の農畜産物

オクラ出荷最盛 JAあまくさ

2025.07.15
検品するJA担当者

 JAあまくさでは夏の基幹作物であるオクラの出荷が5月から始まり、7月上旬からピークを迎えている。日量約4000ネット(1ネット80㌘)を出荷。

 JA園芸部会栖本支部オクラ部会長の吉田寛一さんは「播種(はしゅ)期の3、4月は気温が低かったため発芽が悪く、初期生育が遅れた。平年より2週間ほど遅れて出荷が始まり、生育もやっと良くなってきた」と話した。

 JA指導員は「収穫が始まってからの肥培管理・水管理を定期的に行い、花の位置を確認しながら樹勢維持を行ってほしい」と話した。管内では35戸の農家が約223アールの圃場(ほじょう)で栽培。Mサイズ(8本入り)を中心に関西方面へ出荷している。

 2025年度は出荷量35トン、販売高3370万円を計画。出荷は10月末まで続く。