
JAやつしろ総合青果物センターで7月上旬、夏芽アスパラガスが順調に出荷だ。今年の総出荷量は150トンを予定。現在1日当たり約1トンを関東を中心に、中京や地元の市場に出荷する。
JAアスパラ機械利用組合は土壌診断に基づき土中のミネラルバランスを整え、健康な土づくりを行う「中島農法」で栽培する。有機質肥料を主に使い、「ミネラル王国」というブランド名で販売し人気だ。
営農部野菜・果樹・特産課の春田聖州さんは「梅雨明けが早まった影響で、数量は前年同時期より減っているが、質の良い夏芽ができている。今後は栽培管理を徹底して収量を増やしたい」と話した。
同センターでは、2月から春芽の出荷が始まり、10月下旬まで続く。