
JA鹿本では県内一の生産量を誇るミカン「グリーンハウス」の出荷が順調だ。出荷は7月中下旬にピークを迎え、8月下旬まで130トンの出荷を見込む。
JAみかん部会ハウスみかん専門部の生産者は、6人で約3ヘクタールを栽培。JA熊本市柑橘(かんきつ)選果場で3日、3人が持ち込んだ約2トンを選果し、全国の市場へ出荷した。
「グリーンハウス」は、緑色の見た目に反し、熟した鮮やかなオレンジ色の果肉が特徴。25年産も例年通りS中心で、甘味と酸味のバランスがよく高品質な仕上がりだ。
宮野陽介副部長は「暑い季節にぴったり。爽やかな酸味の『グリーンハウス』をぜひ多くの消費者に味わってもらいたい」と話す。