
玉東町は8日、日本一の生産量を誇るスモモ「ハニーローザ」の収穫祭を開いた。県内外から約150人が参加し、ピンク色に熟した果実を収穫した。
「ハニーローザ」は糖度が高く栽培が難しい品種。収穫時期が10日ほどと短いことから「幻のスモモ」と呼ばれる。
収穫祭では、参加者を4班に分け、園地にバスで移動した。
JAたまな玉東スモモ部会の寺本純二さんの園地には50人が訪れ、果実が12個ほど入るカップを手に、食べ頃の実を収穫した。
参加者は「スモモの収穫体験は初めて。甘くておいしいので家族で食べたい」と笑顔を見せた。寺本さんは「参加者が喜んでくれて良かった」と話した。
部会員やJA職員による販売会も行い、「ハニーローザ」540パックが完売した。