
JA熊本経済連は5月中旬、熊本県内の子ども食堂へのスイカ贈呈式を熊本市で開いた。子ども食堂を支援する県内3団体に県産の大玉スイカ計100玉を贈った。
経済連は、子どもたちにたくさん食べて笑顔になってほしい思いで、2023年から子ども食堂に贈呈する。25年産の県産スイカの作付面積は大玉と小玉で計571ヘクタール、出荷量は約2万トンを見込む。2月の寒波など天候不順で生育は若干遅れたが、生産者の努力で品質や食味は例年同様おいしく仕上がった。
丁道夫会長は「安全・安心な農畜産物を通して子どもたちの成長を支え、地域に貢献したい」と話した。受け取った団体の代表者は「熊本のスイカは今が旬だとしっかり伝え、食育にもつなげきたい」と感謝を述べた。