
2025年度JAバンク熊本フォーラムが21日、熊本市内であった。地域に密着した信用事業の実践と連携強化に向けてJA、農林中央金庫熊本支店、関係団体の約100人が参加した。
JAバンク熊本の主催。運営協議会議長を務めるJA熊本中央会の宮本隆幸会長は「金利情勢などの環境変化に適切に対応し、新たな価値を提供し続けることが求められる。地域の実情に応じた創意工夫ある金融仲介機能の発揮を期待したい」とあいさつした。
農林中金の篠田崇常務が、JAバンクに関する情勢を報告。渡邉副支店長がJAバンク熊本中期戦略について説明した。
24年度の実績優績JAを表彰。JAバンクローン部門など4部門で表彰を受けたJAくま金融共済部の福田由可里部長は「組合員・利用者・地域住民に寄り添った推進活動ができるよう、JAとして準備し、意識統一を図ったことが、結果につながった」と話した。
同支店の田中圭さんの号令で、参加者は頑張ろうを三唱し、目標達成に向けて気運を高めた。