
JAあまくさ園芸部会牛深支部では4月中旬からミニトマトの出荷がピークを迎えている。2戸の生産者が同JA下島集送センターにダンボールに詰められたミニトマトを次々に持ち込まれる。品種は「小鈴」。北九州へ日量200~300ケース(1ケース3キロ)を出荷。6月末のシーズン終了まで8トンの出荷を見込んでいる。
2024年産は夏場の高温で収量は3割ほど減少したが、品質は糖度が高く食味良好。濃い赤色でツヤ良く仕上がっている。
生産者の金棒和博さんは従業員らと3人で30アールを栽培。JAのグリーントップ牛深に毎日100袋出荷し午前中に売り切れるほど人気だ。
「異常気象の対応に苦労するが細霧冷房で温度管理に力を入れている。消費者からおいしいと言ってもらえることが多くなり励みになる。収量アップを目指したい」と話した。