ＪＡたまな管内で４月中旬、スイカの出荷が始まった。「春のだんらん」「夏のだんらん」「夏のぜいたく」「祭りばやし」などを栽培。２０２５年産は温暖な気候で玉肥大や糖度も良好なスイカに仕上がっている。５月の連休明けにピークを迎え、６月中旬まで続く。

　和水町のＪＡ前原集荷所では、生産者が検査員となり、箱詰めの際に形状や傷、空洞果の有無を確認。階級別に選別するなど、徹底した品質管理を行う。初日は４２ケース（１ケース２玉）を名古屋へ出荷した。

　指導担当者は「糖度は１２以上で良い仕上がり。高品質なスイカを多くの人に食べてほしい」と話した。