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介護に関心を 実習受け入れ JAあまくさ

2023.08.23
利用者と笑顔で会話しながらバイタルチェックをする坂本さん㊥

 JAあまくさ介護ヘルパーステーションでは7月下旬、熊本県立上天草高校福祉課3年生3人を受け入れ、介護実習を行った。介護職を目指す生徒の育成を目的に、毎年実習を行っている。コロナ禍で今年は4年ぶりの受け入れとなった。

 生徒はJAヘルパーと利用者宅を1日に3、4件訪問。1時間のサービス提供でバイタルチェックや掃除、買い物、散歩の付き添いなどの実習をした。同校の坂本梨菜さんは「実際に自宅へ訪問し緊張したが、教えてもらいながら作業ができた。利用者の安心した笑顔を見るとやりがいのある仕事だと実感した」と話した。

 同JA訪問介護サービス責任者の宮内敏子さんは「JAならではの総合事業を生かしたサービスを体験してもらった。今後も介護に関心を持ってもらえるように日々の業務に努めたい」と話した。