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猛暑の中ハーベスター大活躍 自給飼料用トウモロコシ収穫最盛期 JA菊池

2023.08.08
自走式ハーベスターと運搬するダンプのチームワークで、自給飼料用トウモロコシの収穫が進む

 西日本有数の酪農地帯であるJA菊池管内で、自給飼料用トウモロコシの収穫作業が進んでいる。管内のコントラクター利用組合(農作業受託組合)では、6条、8条刈りの自走式ハーベスターが大活躍だ。コスト・労力の低減し、品質の良いサイレージと牛乳生産を目指す。

 7月中旬から始まった一期作の収穫作業は8月中旬まで、オペレーターが交代で毎日作業する。

 同JAの泗水コントラクター利用組合は、延べ作業面積440ヘクタールを刈り取る。同組合の内田久一組合長は「天候にも恵まれ作業も順調に進み、良いサイレージができそうだ」と作業を見つめた。

 作業は1戸当たり4~6ヘクタールを刈り取るのに従来は数日かかっていた作業が、組合を利用することで1日で終わる。利用者は「炎天下の作業が楽になり、その分牛の管理に専念できる」と期待を寄せる。