
JA鹿本園芸部OB会と青年部植木地区は7月7日、ジャンボスイカの品評会を開き、菊川敏徳さんのスイカが最優秀賞と優秀賞を受賞した。10日には、受賞したスイカを熊本県庁と熊本市役所に同部会より寄贈した。
このジャンボスイカの寄贈は、同地区特産のスイカのPRを目的に毎年行っているもので、7日の品評会には11人の生産者によって手塩にかけて育てられた35玉が出品された。今年のスイカは重さ132キロ、縦88センチ、胴回りが190センチの堂々たる大きさ。2021年の130キロを2キロ上回り最高記録を更新した。品種は米国原産のカロライナクロスで、主に観賞用として栽培されたもの。
熊本県の中島豪生産経営局局長は「消費者がスイカを食べようという気持ちになってもらうことが大事で、スイカの産地としてのPR効果は大きい」と話した。スイカは1週間ほど県庁、市役所のロビーに展示され、その後、熊本市動植物園のゾウにプレゼントされた。