
JA菊池管内で、グリーンアスパラガスが出荷最盛期を迎えた。菊池市七城町にある選果場では、選別機がフル稼働し日量1000キロを県内、名古屋方面に出荷する。JAアスパラガス部会員は52戸で約9ヘクタールを栽培している。
管内のアスパラガスは3月中旬から春芽の出荷が始まり、7月から夏芽のピークを迎えている。出荷は10月下旬まで続く。
JA北営農センターの後藤真智指導員は「7月上旬の雨には悩まされた。腐敗などを心配したが、少しずつ回復した。小まめな換気や朝夕の適期収獲を徹底して高温対策に努め、8月までのピークを乗り越えたい」と話した。
おいしさと品質をPRするため、コロナ禍で中止していた試食宣伝販売も県内量販店で始める。