
JA熊本うき東営農センター管内で2023年産ハウスモモの出荷が本格化している。5月下旬、約60ケース(2玉10パック入り中心)を出荷。天候に恵まれ、着色良く糖度も十分で高品質に仕上がった。6月中旬まで、関西や中国・四国、九州を中心に「ちよひめ」「はなよめ」「日川白鳳」と続く。
5月中旬、同センター敷地で出荷説明会と目ならし会を開いた。生産者5名が大きさや色づきなどの規格を確認した。基準を共有して意識を高め、スムーズな出荷と販売につなげる。
JA下東ハウス桃部会では、5戸が約50アールで栽培。持ち込まれた桃はJA職員が全箱を検査。品質と鮮度の維持しようと、冷温施設で一晩予冷して出荷する。
果樹特産課の古田智範課長は「良い状態で出荷が続いている。検査を徹底し、適切な等階級での出荷に努めたい」と話した。