
JA熊本うき管内で、4月14日からメロン「レノン」の出荷が始まった。初日は秀品中心に約200ケース(1ケース5キロ)を出荷。JAメロン専門部会は5年前から同品種を栽培し、今期は13戸が3.6ヘクタールで作付けた。
「レノン」は赤肉のメロンで耐病性に優れ草勢が強い。低温に強く、ハウス内の設定温度に余裕を持たせられるため、重油コストの低減にもつながる。ネットの発生も良く、秀品率が高い。昨年度の試験栽培の結果もおおむね良好で、JAは栽培技術を確立し栽培面積を拡大したい考えだ。
稲葉勇児部会長は「非常に作りやすいメロンだと感じている。安定した栽培ができるので、収量にも期待ができる。今後は知名度向上に努め、レノンをPRしていきたい」と話した。