
JA熊本うき管内では、2022年産のナス出荷がピークを迎えようとしている。JA熊本経済連「第二園芸集送センター」ではピーク期に連日、約2500ケース(1ケース4キロ中心)以上の出荷を見込む。
朝晩の冷え込みで4月上旬に出荷は一旦落ち着いたが、夜温の上昇とともに収穫量は上昇。生産者は6月下旬のシーズン終了まで、安定した出荷量を保つように管理作業に励む。
管内では34戸がナスの栽培をする。栽培する「PC筑陽」は、なり疲れが起きないよう樹勢を維持することが重要となる。
生産者はかん水や追肥の量、ハウス内環境の維持、適期収穫などの管理作業を徹底し、高品質なナスの出荷に努めている。
宇土市でナス31アールを作付けする白石勇人さんは「着果数を適切にコントロールすることで樹勢を保ち、高い品質のナス出荷に努めたい」と話した。