
JA鹿本青年部は3月上旬、青年部学習会「常勤役員と語る会」を本所で開いた。コロナ禍で中止していたが、2年ぶりに開催。同部役員はじめJA役職員48人が参加した。
語る会では県域JAに向けた現在の進捗状況や合併後のメリットやデメリットの他、同JAが独自に行っている早期予約注文の値引きや奨励金などの高騰対策、労働力の確保対策、専門性を必要とする職員の人事異動についてなど、幅広い意見が出された。
意見や要望は事前に支部ごとに会議を開き取りまとめられたもの。JAの部署ごとに質問が出され、担当の役職員らが丁寧に説明をした。他にも婚活の取り組みについて会場で直接質問もあるなど、活発な意見交換が行われた。
同部の立山隆盛本部長は「常勤役員と青年部が直接話し合うことで現状の課題を共有し、今後のJA運営に反映させていただきたい」とあいさつした。
同JA大仁田勲組合長は「農業は大きな変化の中にあるが、青年部の皆さんが安心して営農が継続でき、豊かな生活ができるように将来のあるべきJA像を一緒に考えていきたい」と話した。