
JA鹿本のキンカン「夢小町」の出荷がピークを迎えている。2022年産は天候に恵まれ、品質、内容とも上々の仕上がりだ。ハウスきんかん部会の9戸が220アールで栽培し、3月上旬まで主に東京、京都、福岡、熊本へ総出荷量28トンを見込んでいる。
県下一の栽培面積と出荷量を誇るJAのキンカンは、全園室温調整したハウスで栽培。皮が薄く、平均糖度18度以上の、こくのある甘さが特徴だ。
1月中旬、生産者が箱詰めした339ケース、計967キロのキンカンが、JA熊本経済連第一園芸集送センター鹿央選果場(山鹿市鹿央町)に持ち込まれ、作業員により検品、出荷された。
JAハウスきんかん部会の廣瀬洋一部会長は「日照に恵まれたことで、大玉で糖度も高い美味しいキンカンに仕上がっている。ぜひ丸かじりで味わってほしい」と話した。
JAの直売所「ファーマーズマーケット夢大地館」やオンラインストアなどでも販売を行っている。