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販売促進 動画を活用 JA熊本うきアスパラガス専門部会

2022.08.17
カメラに手を振る生産者(動画から)

 JA熊本うきアスパラガス専門部会はPRに役立てようと、部員らの出演する販促動画を制作した。市場と連携して活用する他、同JAのインスタグラムやフェイスブックなどの交流サイト(SNS)でも5日から公開しており、広く利用する。JA内部での本格的な動画制作は初となる。

 動画では収穫シーズンを迎えた畑の様子や選果場で検査されるアスパラガスの様子を収めた。動画の最後には、生産者が手を振りながら笑顔で消費者に呼びかける内容となっている。生産者が集まる現地検討会を動画に収めるなど、制作に必要な素材を広報担当が撮り貯めたものを編集した。

 動画制作を決めたのは市場との取引会議がきっかけだった。会議の中で動画への需要があることを感じた営農担当者が、広報部署へ撮影を依頼した。

 東営農センターの土田匠平指導員は「スマートフォンの普及で、動画はより身近な存在になっている。産地の認知度向上と消費者へのPRにつなげていきたい」と話した。