菊池市でニンニクを生産する岩根高輝さん(70)のニンニク畑がヒマワリ畑に変身した。8月上旬に咲き始め、見頃を迎えたことから道行く人を楽しませている。車を止めて眺めたり、写真を撮ったりして笑顔が広がっている。
岩根さんはニンニクの収穫後に毎年、ヒマワリの種をまく。「2016年の熊本地震で暗くなった気持ちを、少しでも明るくしたいとの思いでまき始めた」とにこやかに話す。ヒマワリが満開となった30アールの畑は、黄色に染まり太陽に向いて咲き輝いている。
たまたま通りかかったという親子が「きれいだね」と笑顔で、携帯電話のカメラをヒマワリに向けていた。