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[人つなぐ、JA 私たちの自己改革奮闘記](193) 機能向上 新選果機に JA本渡五和

2021.09.21
工事後初めて選果される温州みかん

 JA本渡五和みかん選果場は、国の「産地生産基盤パワーアップ事業」を活用して、建屋の改修と一部機器の機能向上対策を行い、7日から新早生温州みかんの選果がスタートした。

 果実類の有利販売と生産拡大を図り、農業者の所得増大へつなげることを目的として、選果機器の機能向上対策を含む改修工事に踏み切った。竣工検査も無事に終了し、選果機なども順調に稼働。初選果では約30㌧の温州みかんが場内を流れた。

 工事は6月から始まり、建屋内の塗装や照明器具の取り換え、消火設備の設置工事が行われ、8月に入ってからは当初の計画通り光センサー機器などの機能向上対策も実施された。8月31日には全ての工事が完了し、本格稼働を待ち望んだ。

 初選果を終えた夏井直哉場長は「生産者の方が安心して利用できる施設になった。場内も明るくなり衛生面も改善され、これから選果場従業員一同で、組合員の皆さんの所得向上に向けて気持ちを新たに頑張っていきたい」と話した。

 同JAでは、安心・安全・高品質な果実を消費者へ届け、今後も「農業者の所得増大」「農業生産の拡大」に取り組む。