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[人つなぐ、JA 私たちの自己改革奮闘記](189) 農薬値下げ営農支援 JA熊本うき

2021.08.03
購入資材をトラックに積み込む職員

 JA熊本うきは7月上旬からの2日間、JA南営農センター(小川)で、園芸農薬即売会・小型農機・車両ミニ展示会を開いた。園芸作物の作付けシーズンを前に、約40種類の農薬を通常価格より、1割以上値下げして販売。競合店を意識した価格とした。加えて、JAならではの営農相談も実施。生産者を総合的にサポートすることで、農業者の所得向上を後押しする。

 期間中は多くの利用者が訪れ、まとめて注文をする姿が目立った。ケース販売だけでなく、ばら売りにも対応する柔軟な販売も魅力の一つだ。

 会場には営農指導員が常駐し、生産者の営農相談も受け付けた。営農指導部と購買部が連携し、多面的に生産者のニーズを満たすことで、より良いサービスの実現を目指す。

 利用した組合員は「お得にまとめ買いすることができた」「営農相談ができるのは助かる」と高く評価した。購買部生産資材課の小田原光広課長は「今後も農薬や生産資材を安価で提供できるよう努めていく。JAとして総合的に生産者を支援できるよう、各部との連携を深めていきたい」と話した。