JAやつしろ女性部郡築支部員で構成する食育グループの11人は2月22日、八代市立郡築小学校3年生32人に食農教育を実施した。
豊な大地を築いてきた先人をはじめ、農業を職業としている生産者や両親に対して、感謝の心を持ってもらうことなど目的に開催している。コロナウイルスの影響で3年ぶりとなった。授業では部員らが「海から大地へ」と題して、先人の苦労などを紙芝居で読み聞かせた後、トマトの生産過程や栄養を説明した。最後には部員らが作ったトマトケチャップをプレゼント。子どもたちからは「ありがとうございます。おいしくいただきます」と受けとった。
林浩也校長は「子どもたちに地元のものを食べたり作ったりさせて郷土愛を育てさせたい」と話した。支部長の喜多川容紫子さんは「できる範囲の中で子どもたちが楽しく学んでくれる活動を今後も続けたい」と話した。