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[未来を見つめる わたしの地域のSDGs](87) 消費者団体との交流 相互理解への情報発信 JA熊本市

2023.01.12
発表をする東野係長

 県と熊本県消費者団体連絡協議会は昨年11月中旬、熊本市中央区の城彩苑で「2022くまもと消費者発表大会」を開いた。JA熊本市女性部はJA熊本県女性組織協議会の代表として出場。「持続可能な地域社会と暮らし」をテーマに活動発表を行った。

 女性部のこの取り組みは、持続可能な開発目標(SDGs)の1「貧困をなくそう」2「飢餓をなくそう」3「すべての人に健康と福祉を」につながる。

 大会は暮らしに身近な消費者問題について、日頃の活動発表を通じ消費者団体相互の交流を深め、広く情報提供を行い、消費者意識の向上を図ることを目的に、3年ぶりの本開催となった。

 同女性部の事務局を務める企画生活課の東野裕子係長は「女性部活動で学んだ食と農」と題し、女性部で活動してきた今までの経験と考え、活動写真をスクリーンに映しながら発表した。

 東野係長は「JA熊本市女性部の活動を紹介できる機会をいただき、とてもありがたかった。事務局として、これからも多くの方に知っていただけるよう、普及活動に努めていきたい」と話した。同女性部は今後も食農教育や地産地消に関わる活動、高齢者福祉などの助け合い活動、環境保全活動に力を入れて取り組む。