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[人つなぐ、JA 私たちの自己改革奮闘記](223)成長と効率化めざす JA菊池

2022.08.04
JA菊池で開かれたタスクフォース全体キックオフ

 JA菊池は「農業者の所得向上」と「地域・JAの成長」のための「自己改革タスクフォース」を始めた。JAの経営状態の客観的な分析から成長、効率化施策を抽出し、連合会(農林中金、県中央会、JA熊本経済連、JA共済連熊本)と協働してJAが主体となり施策を実行することで、経済事業の成長・効率化の実現を目指す。

 6月に開いた全体キックオフにはJAから常勤役員、経済事業担当部課長31人、各連合会から担当者18人が参加し、取り組み概要の説明やJA菊池の財務分析の報告があった。経済事業の収支状況などの報告もあり、今後のスケジュールを決めた。

 10月までに施設視察、各部門でのヒアリングなどを行い、具体策の実行に向けて会議を重ねる。「経済事業」を中心に、一層の自己改革の取り組みを進める。

 タスクフォースとは組織内部で緊急性の高い問題の解決や企画の開発などを行うために一時的に構成された組織。各連合会がJA菊池の課題に即して一体的にサポートし、JAが主体となり施策を実行していくためのプロジェクト。

 全国のJAグループは「自己改革」に積極的に取り組む。その一環として連合会(農林中金・全農・全中)が協働して開発し、全国展開を進める「JA営農・経済事業の成長・効率化プログラム」が動き出している。