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ハナショウブ出荷スタート JA熊本市

2022.05.12
ハナショウブを出荷する生産者

 JA熊本市出水支店花卉(かき)部会が栽培するハナショウブが4月中旬、初出荷を迎えた。同日荷受けした11ケース(1ケース花100本・葉250枚)を関東中心に全国へ出荷。最盛期には日量約60ケースに増える。同部会の農家4人のうち2人が1ヘクタールで作付けする。6月上旬まで続き、総出荷量500ケースを目指す。

 出荷初日、JA出水支店で2022年産の規格査定会を開いた。部会員2人が早朝から持ち寄ったハナショウブの長さと重量を計測し、出荷規格や等級を確認した。

 22年産は2、3月の寒さで生育が遅れているが、4月からの高温、晴天で収量、長さ、重量は例年通りに仕上がっている。

 田畑一之部会長は「これから約1カ月間、安定した良い品物を全国へ出荷していきたい」と話した。