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[未来を見つめる わたしの地域のSDGs](62) 野菜の定植作業 子ども食堂に提供へ JA熊本市

2022.04.12
子ども食堂に提供する野菜を定植する参加者

 JA熊本市は2日、熊本市北区龍田地区の畑で子ども食堂に提供する野菜の定植作業を行った。理事、女性部役員、職員ら25人が参加。地域貢献活動の一環として、熊本市産の安全安心な無農薬野菜を食べてもらうため毎年取り組んでいる。持続可能な開発目標(SDGs)の目標1「貧困をなくそう」目標2「飢餓をゼロに」につながる取り組み。

 今回はライフアドバイザー(LA)として勤務し、日頃、農産物に触れる機会が少ない共済部の職員も協力した。当日は15人が集まり、均等に穴を開けたマルチにジャガイモと大根の種をまいた。東部支店の岡島和正理事は「実際に作業をすると苦労や大変さが分かる。例年女性部だけだと2日かかる作業が、1時間程で終了することができた」と振り返る。

 共済部の福田貴臣部長は「今回の活動で互いに交流を深めることができた。今後も協力出来る事があれば積極的に取り組んでいきたい」と話した。

 6月に収穫する野菜は熊本市を通じて管内全ての子ども食堂に提供する予定。女性部の瀬上カチ子部長は「今回、共済部にお願いをしたところ快く引き受けてくださり大変助かった。互いに助け合いながら、JAの地域貢献活動を大きくしていきたい」と話した。