ＪＡ熊本市女性部小山戸島支部は新型コロナウイルスの影響で活動を自粛する中、こんな状況下だからこそできることはないかと考え、初の「小山戸島女性部だより」を発刊した。

　接触を避けるため、企画から発行まで支部役員と職員がＳＮＳで連絡を取り合い製作。女性部員らに役立つ情報やキャンペーンのお知らせなどを掲載していく方針だ。

　ここ数年コロナの感染拡大防止を最優先に、女性部の活動をほとんど自粛している支部は、少しでも女性部を身近に感じてもらえるように在宅中の読み物として紙面の情報を発信した。

　第１号は２月にＡ３サイズ両面印刷で発行し、同支部に加入している女性部員に郵送。

　記事にはＪＡからのお知らせ、Ａコープ商品やレシピの紹介、家の光記事などを掲載した。

　部員らからは喜びの声や反響も大きく、月１回のペースで取り組む計画。

　第２号は３月上旬に発行予定だ。

　同支部の米満聡美支部長は「今も猛威を振るっているコロナの影響で、活動再開のめどが立たず、部員と会う機会もほとんどなくなってしまった。紙面を通して部員とのつながりを大切にしながら活動していきたい」と話した。