熊本の農畜産物

サツマイモ出荷最盛 6月までに1900トン計画 熊本・JA菊池

2022.02.14
JA南営農センターでカンショをアピールするJA職員

 JA菊池管内がサツマイモの出荷最盛期を迎えている。大津町にあるJA南営農センターでは、日量15トンを姫路、岡山、広島、福岡方面へ出荷する。品種は「ほりだしくん」(高系14号)と「べにはるか」。出荷は6月まで続き、合計1900トンを見込む。

 JAカンショ部会は大津町を中心に、30戸が74ヘクタールで栽培する。生産者は、貯蔵庫から出したサツマイモを洗い、調製、選別し、箱に詰めて出荷する。サツマイモは温度13~15度、湿度85~90%で一定期間貯蔵して甘味を増す。

 JAの直売所「大津とれたて市場」でも販売。集荷所からの地方発送も引き受ける。

 ゆうパック販売も期間限定で受け付け、同センターから発送する。受付期間は2021年12月上旬から22年2月28日まで。2・5キロ(10~16個)が2000円、5キロ(20~32個)が2800円。代金は送料と消費税込みの金額。県内外へ届ける贈答用としても人気だ。