熊本の農畜産物

小玉スイカ味よし 関東、関西方面へ 熊本・JA菊池部会初出荷

2022.02.07
小玉スイカの出来を見る部会員

 JA菊池西瓜(すいか)部会は1月31日、小玉スイカを初出荷した。品種は「ひとりじめ7EX」で、初日は関東、関西方面へ50ケース(1ケース5、6個中心)を出荷した。同部会は28戸が13ヘクタールで小玉スイカを栽培する。5月からは品種「ひとりじめBonBonリッチ」も出荷する。

 初出荷に先立ち、1月下旬には仕上がりを確認する査定会を開いた。同部会の高島一久部会長は「昨年より玉太りが良い。色つやも良く、糖度も乗り、おいしいスイカができた。消費者の皆さんにおいしく食べてもらいたい」と笑顔を見せた。

 JAの高本祐成指導員は「年内から年明けにかけて、天候にも恵まれて品質、食味ともに良好。今後も気温の上昇とともにさらに品質も向上し、出荷量も増えていく」と話した。

 菊陽町にあるJAの「まんまキッチン」でも販売する。大玉スイカは3月中旬から出荷する予定だ。