JA鹿本で1月28日、アスパラガスの出荷が始まった。2022年産はJAアスパラ部会90戸が「ウェルカム」を中心に、総出荷量約250トンを目指す。
初出荷当日、山鹿市菊鹿町にあるJA菊鹿選果場では、生産者3戸が持ち込んだLサイズ中心のアスパラガスを選果、箱詰めした後、熊本の市場へ出荷した。今後は名古屋方面などへも販路を拡大していく。
この時期のアスパラは「春芽」とも呼ばれ、2月下旬から3月上旬をピークに5月下旬まで出荷する。6月上旬からは「夏芽」に切り替わり、10月下旬にかけて出荷が続く。
JA営農指導課の上村郁磨職員は「朝晩の冷え込みの影響で昨年より3日ほど遅れての出荷になったが、品質は例年通り上々の出来。春芽はみずみずしく甘味があるのが特徴で、ぜひ多くの方に食べてほしい」と話した。
22年産も部会一丸となって栽培管理を徹底し、高品質生産に努めていく。