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カラー出荷開始 JA熊本市御幸部会

2021.12.21
カラーを箱詰めする生産者

 熊本市の御幸地区では11月中旬から、豊富な地下水で育ったカラーの出荷が始まっている。12月1日時点で日量1500本前後を週2回、主に関東方面に向けて出荷。3月から最盛期に入り、最大で日量約5000本となる見込みだ。5月上旬まで続き、計13万本を計画する。

 JA熊本市御幸カラー部会は3人の生産者が60アールで作付け。収穫から選別、箱詰めまで生産者が手作業で行う。早朝に運び込んだカラーを長さ、大きさに分けて1束ずつ丁寧に選別し、苞(ほう)が白い「ウェディングマーチ」と熊本県の育成品種「ホワイトトーチ」、苞が緑色の「グリーンカラー」「レモングリーン」の4種を出荷する。

 園田重信部会長は「生育は遅れ気味だが、花の色や形は高品質なものができている。新たな資材を導入し、より良いものを生産したい」と話した。