熊本の農畜産物

冬ニンジン出荷最盛 肥大、品質よし 熊本・JA菊池

2021.12.20
冬ニンジンの選別でフル稼働する選果場

 JA菊池管内の大津町、菊陽町を中心に冬ニンジンの出荷が最盛期を迎えている。品種は「愛紅(あいこう)」「紅ひなた」「ベータ441」が中心。日量45トンを県内や関西、中国方面に出荷する。

 出荷が始まった11月中旬は肥大不足気味で推移したが、12月に入り回復。品質良好で甘味があり好評だ。出荷は3月下旬まで続く。JAニンジン部会は部会員65人が112ヘクタールで栽培し、期間中3200トンの出荷を見込んでいる。

 菊陽町にあるJAニンジン選果所の選果機はフル稼働で、洗浄や選別作業に追われる。