熊本の農畜産物

秋冬メロン本番 販売目標450トン JA熊本うき

2021.12.15
アールスメロンの出来を確認する本田さん

 JA熊本うき管内で秋冬メロンの出荷が本格化している。JA熊本経済連「第二園芸集送センター」では、日量約2500ケース(1ケース8キロ、5キロ中心)を関西や関東地方を中心に出荷。主力はアールスメロンで、秋の好天に恵まれ外観良く、糖度も高く仕上がった。

 JA管内は県内でも有数のメロン産地。2021年度産の秋冬メロンは、70戸の生産者が17・2ヘクタールで作付けし、12月中旬までに総出荷量約450トンを見込む。

 宇城市豊野町でアールスメロンを約45アールで栽培する本田久さん(65)は「8月の大雨で定植は遅れたが、その後は順調に生育した。より良いものを作れるように、これからも努力を続けていきたい」と話した。