熊本の農畜産物

原木生シイ 出荷本格化 肉厚で大きく 熊本・JA阿蘇小国郷部会

2021.12.06
生育確認を行う木下さん

 JA阿蘇小国郷営農センター管内で11月上旬から、原木生シイタケの出荷が本格化している。10月に入って適度な降雨があったため露地、ハウスともに出荷量が増えてきた。11月上旬には日量4000パック(1パック100グラム)が出荷されている。品質も良く、秀品のL・Mサイズ中心の出荷となっている。

 高冷地の小国地域では、じっくり育ち肉厚で大きいシイタケを収穫できる。JA小国郷生しいたけ部会の松野英一部会長は「今年は雨が少なく栽培管理が難しかったが、良いシイタケが出てるので、たくさんの人に食べてほしい」と話した。

 JA指導担当の木下翔太さんは「寒くなって太りが鈍くなってくる。被覆などして収量増加を目指してもらいたい」と語った。