熊本の農畜産物

トマト品質こだわる 目標1万500トン 熊本・JAたまな出荷スタート

2021.10.21
トマトを選果する職員

 全国有数のトマト産地であるJAたまな管内で、10月上旬からトマトの出荷が始まった。前年より2週間ほど早く関西方面へ出荷。来年5月にピークを迎え、7月上旬まで続く。

 JA中央集荷センタートマト部会では、部会員131人が57ヘクタールで「麗容」を中心に栽培。2021年度産は、栽培管理の徹底による収量、品質の確保などを重点事項に掲げ、販売数量1万500トンを目指す。

 同センターに持ち込まれたトマトは、従業員が裂果や傷などがないか1玉ずつ確認。選果機で大きさごとに選別した後、箱詰めされる。

 JA担当者は「生産者とJAが一丸となり、高品質トマトを消費地に届けたい」と話した。