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レタス植え付け開始 販売5億円めざす 熊本・JAれいほく

2021.10.20
定植をする大仁田部長

 JAれいほく管内で9月下旬、2021年産レタスの定植が始まった。例年通りの定植開始で、作業も順調に進んでいる。21年産は生産者70戸で作付面積約100ヘクタール、販売数量27万ケース(1ケース10キロ)、販売額5億円を計画する。

 品種は「Vレタス」「バージョン」「スプリング」「ツララ」「グランディ」を主力に、20種類以上を作付けしている。苓北町は冬場の気候が温暖で秋冬野菜の栽培に適しており、甘くてしゃきっとしたレタスが生産できる。

 園芸部会レタス部の大仁田秀雄部長は「ここ3、4年は価格低迷により厳しい状況だった。追い打ちをかけるようにコロナ禍になったが、今年はそれを取り戻せるように品質管理を徹底して安全・安心なレタスを消費者へ届けたい」と話した。