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巨大スイカ77玉集合 恵義秋さん、130キロで新記録 園芸部OB会と青年部植木地区 品評会25回目 熊本・JA鹿本

2021.07.27
計測されるジャンボスイカ

 熊本県のJA鹿本園芸部OB会と青年部植木地区は7月上旬、経済連第一集送センターでジャンボスイカ品評会を開いた。計77玉が出品され、130キロのスイカが過去最高重量を記録した。

 品評会は、特産スイカのPRや生産者間で親睦を深める目的で毎年開く。今年で25回目を迎えた。観賞用や飼料用として栽培されるアメリカ原産の「カロライナクロス」という品種を出品し、重さを競い合っている。

 計測の結果、重さ130キロ、縦94センチ、胴回り175センチのスイカを育てたOB会の恵義秋さん(66)が、12年ぶりに最高重量を更新し1位となった。

 恵さんは「孫に珍しいものを見せたいと思い栽培している。水や温度の管理を徹底して、何回も出品し続けてやっと1位。とてもうれしい。来年も頑張りたい」と語った。

 ジャンボスイカは品評会後、熊本県庁と熊本市役所へ寄贈し展示された他、関東中心の市場へ出荷し大型スーパーなどにも並ぶ。JAのファーマーズマーケット夢大地館にも、7月末まで展示される予定だ。