熊本の農畜産物

スモモ出荷期到来 糖酸バランスよし JA熊本うき

2021.06.16
スモモ「大石早生」の着色などを検査する職員

 JA熊本うき管内でスモモの出荷シーズンを迎えている。南営農センター不知火パッケージセンターでは、露地栽培スモモ「大石早生」を連日40~80ケース(1ケース3・2キロ)出荷。早い梅雨入りの影響が心配されたが、甘味と酸味のバランスも良く順調に生育している。

 不知火地区では6軒の生産者が3ヘクタールで栽培。総出荷量2トンを目指す。九州や中国・四国地方を中心に「大石早生」が6月中旬まで、「ソルダム」が6月下旬まで続く。

 営農指導部果樹特産課の土田匠平さんは「無事に出荷が進み、ほっとしている。品質も上々。おいしいスモモを消費者に届けたい」と話した。