新着情報

レンタル農園 利用者ら交流 JA熊本うき

2021.06.10
サツマイモを植え付ける利用者

 JA熊本うきの、レンタル農園サービス「うきっ子農園」では5月下旬、サツマイモの苗を利用者らで植え付けた。利用者の交流促進のため、農園内に共用の畑を準備。植え付けた品種は「ベニアズマ」と「べにはるか」で、18人が参加した。今後は共同で管理し、秋の収穫へとつなげる。

 農園は全区画の約8割を貸し出し中。アウトドア需要の高まりもあり、日曜日の午前中には多くの家族連れでにぎわう。特徴はJAならではの栽培指導。営農指導員を長年務めた本郷一也さんの説明は、親切で分かりやすいと評判だ。

 一般的なレンタル農園は、品目が限られる場合が多いが、農園では利用者の意向を重視してさまざまな品目が植え付け可能。現在は25種栽培されている。利用者同士の情報交換など交流も盛んだ。

 農園を管理する本郷さんは「利用者で交流を深め、農業を楽しんでほしい。この取り組みで、JAの事業を知るきっかけとなるように努めたい」と話した。