熊本の農畜産物

スモモ「大石早生」出番 品質は上々手応え十分

2021.05.28
着色基準を確認する上野部会長

 JAたまな管内で5月中旬、ハウス栽培のスモモ「大石早生」の出荷が始まった。昨年より10日早い。東京へ向け56パック(1パック400グラム)を出荷した。受粉期の気温が高く、生育が早まった。品質は上々という。

 「大石早生」はジューシーな果肉と程よい酸味の爽やかな味わいが特徴。完熟すると赤みが増し、甘くなる。

 14日には、玉東町の園地で目ならし会を開き収穫適期や箱詰めの注意事項を確認した。スモモ部会の上野智彦部会長は「着色基準を守った出荷をしてほしい」と呼び掛けた。

 今後、露地栽培と出荷が続く。部会員24人で出荷数量23トンを見込む。