ＪＡ熊本経済連と県内ＪＡは、７月下旬の３日間、益城町のグランメッセ熊本で「第５８回ＪＡグループ熊本農機自動車大展示会」を開いた。「集まれ！未来の技術、熊本の地へ」をテーマに、最新の農業機械などを紹介した。

　スマート農業コーナーには、衛星利用測位システムを活用する最新農業機械の他、コスト低減や労力軽減を目的としたドローンなどを展示。多くの来場者が興味を示していた。

　コスト低減コーナーでは、ＪＡグループで取り組んでいる生産者の声を反映した「共同購入トラクター」が注目を集めた。トラクターの装備や価格などについて、多くの問い合わせが寄せられた。

　初日の開会式で、ＪＡ熊本経済連の丁道夫会長は「これからも農業生産の効率化や省力化支援、スマート農業の提案を実施し、未来につながる農業へ貢献していく」とあいさつした。