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中核人材15人育成 研修「未来塾」開講 JA熊本中央会

2022.05.22
宣誓するJA熊本市の原田さん

 JA熊本中央会は5月19日、合志市のJA熊本教育センターで2022年度のJA戦略型中核人材育成研修「未来塾」の開講式を開いた。農業・JAを取り巻く環境変化へ柔軟に対応し、JA自己改革を進めるため、その運営を担う中核人材を育成する。県内JA・連合会から選抜された15人が参加した。

 山本浩二常務は現在の課題に①農家の高齢化・担い手の減少②国際貿易交渉や異常気象への対応③コロナ禍に起因する新たな常態への対応―――を挙げた。研修生に対して「役職員一人一人が、JAの将来について考え、行動しなければならない重要な時期に来ている。ぜひ、その先頭に立っていただくことを期待する」と述べ、激励した。

 研修生を代表しJA熊本市の原田直樹さんが「組合員の負託に応えられるJAづくりのため、しっかり学びたい」と宣誓した。

 今後、全10回の研修で討議や意見交換、演習を行い、マーケティングや組織マネジメントなどを学ぶ。23年1月には修了レポート発表会を予定している。